2018-01-30

数理科学IIB(第12回)

今回は、前回の1変数多項式のHensel構成の話を受けて、整数係数1変数多項式の因数分解全体の方法について説明しました。主な説明箇所は、Hensel構成の繰り返しの回数を、与えられた多項式の因子の係数の絶対値の上界から見積もる部分でした。

来週はプレ発表会の聴講のため、教室での授業は今回で終了となります。春学期から進めてきたこの授業ですが、計算機代数への理解が深まれば幸いです。授業中は、スライドや資料の内容について、多くの指摘をいただき、資料の改善に役立ちました。感謝いたします。参加者の皆さんの今後のご活躍をお祈りします。

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