2013-05-14

線形代数I(第7回)

今回は、行列の定義から始めました。行列の定義と用語を順次説明し、行列の和とスカラー倍を定義しました。

そして、行列の積の定義を行う前に、和の記号について説明したところで時間となりました。和の記号(Σ)は高校数学からなじみ深いと思いますが、インデックスのとり方の表記として、自然数の部分集合などからインデックスをとってくる表記法は、まだなじみが薄い人もいると思うので、この機会に慣れるとよいのではないかと思います。

教科書にある、行列の和とスカラー倍に関する性質は、の証明は、数ベクトルにおける証明と同様ということで、時間の都合で省略しました。講義ノートの方には記載していますので、適宜参考にしてほしいと思います。

今回はレポート課題を出題しました。締切は次回5月17日の授業時です。次回は行列の積の説明から入ります。

授業サポートページ:https://www.math.tsukuba.ac.jp/~terui/la1-2013

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