2014-05-30

数理科学IIA(第5回)

先週は教育研究科の行事(ソフトボール大会)により休講となりましたので、今回は前回から2週間ぶりの授業となりました。

今回は、1変数多項式の四則演算の計算量解析を一通り行いました。それから、次の話題として、1変数多項式に対するEuclidの互除法の説明に入りました。

次回は1変数多項式の拡張Euclid互除法に進む予定です。

2014-05-28

計算機演習(第7回)

今回は、ルールとパターンマッチに基づくプログラミングの初歩を扱いました。レポート課題では、1変数関数の導関数の計算を題材に出しましたが、計算結果がうまくでなくて苦労している人もいたようです。来週のレポート締切までに健闘を祈ります。

Mathematica編の授業は来週が最終回です。来週は、今回のプログラミングと組み合わせたグラフィクスの話題を扱います。

2014-05-21

計算機演習(第6回)

今回は、積分に関する計算(不定積分、定積分、微分方程式の解法)と、さまざまなリスト操作を行いました。

積分とリスト操作の関連性ですが、今回は、レポート課題に台形公式による積分の数値計算を出題しており、その中で、効率的なリスト操作を用いた計算を行うようになっています。

今回は前回に比べて全体的に端末がスムーズに動作しました。それから、Linux環境のMathematicaにおける日本語入力の問題について、学術情報メディアセンターに対応していただき、Mathematicaのノートブックで直接日本語入力ができるようになりました。

次回はプログラミングに関する話題を扱う予定です。

2014-05-16

数理科学IIA(第4回)

先週の金曜日は火曜日の振替授業が行われたので、今回は前回から2週間ぶりの授業になりました。

今回は、まず多項式の四則演算をアルゴリズムの形で書き下ろすことの続きを行い、減算、乗算と擬除算について説明しました。次に、アルゴリズムの計算量を見積もる話題に入り、今回は計算量のいくつかの記法について説明しました。

次回は、今回の導入に基づいて、1変数多項式の四則演算(のアルゴリズム)の計算量解析を行う予定です。

2014-05-14

計算機演習(第5回)

今日はMathematicaの第4回ということで、微積分、特に微分に関するテーマ(関数定義、極限値の計算、導関数、Taylor展開など)を扱いました。

今日は、特に授業時間の最初の方で端末の動作がいまいちで、ログオンしたところ、デスクトップにゴミ箱しか表示されないとか、ダウンロードしたファイルを保存できないなどのトラブルが相次ぎましたが、授業時間が進むに従って、次第に状況が復旧してきたようでした。幸い、授業テキストの閲覧や、Mathematicaの使用には支障がなかったようですので、直接レポートを作成するのが難しいような状況では、ひとまずテキストの内容に沿って実習を進めることをおすすめします(一応、これをテキストの本来の使い方として作成しています)。

次回は積分を中心とした内容を扱う予定です。

2014-05-07

計算機演習(第4回)

今回は実質的に第3回でしたが、線形代数の内容を扱いました。行列やベクトルのリストによる表現と、行列の対角化の計算を行いました。

Mathematicaの操作の部分ではそれ程戸惑いはなかったようですが、行列の対角化など、数学の部分で若干手間取った人もいたようです。線形代数の復習を行うよい機会ではないかと思います。

前回、テキストのダウンロードに時間がかかる事例が続出したので、今回はテキストを印刷して希望者に配りましたが、幸い、今回は前回よりもマシンの動作が改善されていたようで、印刷したテキストは予想したほどの売れ行きにはなりませんでした。

次回は微積分の内容を扱います。

おまけ:全学計算機システムのLinux環境のMathematicaも試していますが、日本語の利用については、メニュー等は日本語になります。最初起動した時は英語環境ですが、メニューの Edit > Preference にて、言語設定で Japanese を選んでMathematicaを再起動すると、メニュー等が日本語になります。なお、日本語入力はまだできないようで、現在調査中です。

2014-05-02

線形代数I演習(第4回)

今回は、連休の谷間ですが、授業を行いました。

主な内容は、さまざまな行列(転置行列、対称行列、交代行列など)と、正則行列、逆行列を扱いました。レポートは連休をはさんでの提出となりますが、頑張って取り組んでもらいたいと思います。

数理科学IIA(第3回)

今回は連休の谷間ですが、授業を行いました。

今回は、アルゴリズムの要件や書き方を導入し、制御構造などについて説明しました。その後、1変数多項式の一連の四則演算をアルゴリズムの形で記述することにし、今回は、1変数多項式の加算と整数倍の演算をアルゴリズムの形で記述しました。

次回は、1変数多項式の残りの演算をアルゴリズムで記述していく予定です。