2009-05-27

微積分演習(第6回)

今日は、前回の勢いも一段落し、導関数の計算や、漸近展開の計算などの問題をやりました。

レポートの方はめでたく全員提出です。

2009-05-26

数学特別講義I:スライドの修正

4月に行った数学特別講義ですが、スライドを若干修正しました。修正内容は、講義にあたって参照した参考文献の追加(末尾3ページ)です。

2009-05-25

数理科学II(第6回)

今日は、先週宿題にしていた、拡張Euclidの互除法の計算量について、答え合わせのような形で実際に算出しました。途中、多項式の和の計算量を合算するのを忘れていた部分があり、途中から直し直し計算を行いましたが、ミスは受講生の方に申し訳なかったと思います。

その後、多項式剰余列(PRS)計算の時に起こる係数膨張の例について、いくつかの例を挙げて説明しました。最終的には、整数のGCDを計算することなく、係数の共通因子を除くための方法として、部分終結式の理論をやります、という入口の部分まで説明しました。

次回は、終結式の導入から続けていきます。

2009-05-20

微積分演習(第5回)

今日は、先週配布した問題がたくさん解かれました。授業が始まって初めて、板書→解説のルーチンが2巡し、問題数が多く解けたのはよかったと思います。

先週配布の問題で、未回答で残ったのは結局3問。これらは今日の宿題になりました。来週締切のレポート課題です。

2009-05-18

数理科学II(第5回)

今日は、計算量のさわりを話しました。もっと前に導入してもいいのかもしれませんが、ある程度の算法(拡張Euclidの互除法)を扱ってからの方が、実感がわくかなと思い、ここで導入しました。

内容としては、時間計算量を中心に、計算量の概念、計算量の漸近表示の記法を説明し、その後、1変数多項式の加減乗除の計算量について説明しました。高速算法は今回は除外です。

拡張Euclidの互除法の計算量については、今日の宿題にしました。次回は、ここから部分終結式の話に持っていこうと思います。

2009-05-13

微積分演習(第4回)

先週が金曜日の授業でしたので、授業の間隔がいつもより短く、ちょっと違和感があります。

で、今日の授業は、関数の連続性の問題などを解きましたが、最初に説明してくれた人の答案の内容を勘違いして、今は必ずしも必要でない内容(主にイプシロン-デルタ論法)に授業の前半の時間を割いてしまいました。時間がなくなった分については反省です。

今日は導関数の計算に関する補充問題を出したので、来週解いてきてくれるとよいのですが。来週も頑張りましょう。

2009-05-11

数理科学II(第4回)

今日は、拡張Euclidの互除法について話しました。定理で、存在、cofactorの次数、一意性を示し、アルゴリズムの形で書き下して今日は終了です。

次回は、ちょっと脇道にそれますが、計算量について説明します。

2009-05-08

微積分演習(第3回)

今日の微積分演習ですが、連休明け、しかもいつもと違う金曜日の授業ということからか、板書の出足はちょっと鈍かったような気がします。来週以降に期待しましょう。