2015-10-30

微積分II(第5回)

今回は、前半で、多変数関数の高次偏導関数について説明しました。後半では、2変数関数のTaylorの定理を紹介し、その応用として、2変数関数の2次近似の導出を行いました。

次回は、Taylorの定理の2つ目の応用として、2変数関数の極値の計算について説明する予定です。なお、来週は学園祭前の休業のため、次回の授業は再来週になります。

授業サポートページ:https://www.math.tsukuba.ac.jp/~terui/calculus2-2015

2015-10-23

微積分II(第4回)

今回は、前半で全微分の性質について述べました。後半では、全微分の関連事項として接平面について述べたのち、合成関数の微分を説明しました。

次回は高次偏導関数の説明から入る予定です。

授業サポートページ:https://www.math.tsukuba.ac.jp/~terui/calculus2-2015

2015-10-16

微積分II(第3回)

今回の授業では、前半で多変数関数の連続性について説明しました。後半では、多変数関数の偏微分、および全微分の定義まで説明しました。

次回は、全微分の性質と接平面の話題に触れたのち、合成関数の微分に進む予定です。

授業サポートページ:https://www.math.tsukuba.ac.jp/~terui/calculus2-2015

2015-10-09

微積分II(第2回)

今回の微積分の前半では、前回に引き続き、集合の閉包と有界の概念について説明し、ついで、点列の収束と極限について説明しました。後半では、多変数関数の用語と極限について説明しました。

次回は、多変数関数の連続性から説明を行う予定です。

授業サポートページ:https://www.math.tsukuba.ac.jp/~terui/calculus2-2015

2015-10-02

微積分II(第1回)

2015年度の秋学期は、微積分II(地球学類対象)の講義を担当することになりました。

微積分IIでは、多変数の微積分を扱います。今日は初回で、授業のガイダンスに引き続いて、n次元ユークリッド空間の点とその集合、距離、内点、外点、境界点、開集合、閉集合といった概念について説明しました。これから1月末まで、毎週1回(2時限続き)、15回の講義が続きます。

例によって、授業のサポートページを作り、講義ノートなどの資料を載せます。あと、講義の模様をビデオ収録し、こちらも公開します。お楽しみに。

授業サポートページ:https://www.math.tsukuba.ac.jp/~terui/calculus2-2015