2018-07-02

計算機数学I (2018) 第11回:有理数の再構成

今回は、拡張Euclid互除法を用いて、有理数を再構成する計算について説明しました。1つは、剰余環に有理数の演算を埋め込み、計算結果から有理数を再構成するもの、もう1つは、有理数の(10進)循環小数による近似値から、既約な有理数を復元するものです。

次回は、剰余環上の計算と中国剰余定理を組み合わせた「モジュラ算法」について説明します。

授業サポートページ: https://www.math.tsukuba.ac.jp/~terui/compmath1-2018

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