2011-02-07

数理科学II(第23回)

今日の授業は、引き続き Scheme の入門で、今日は、制御構造のうち、選択 (if, cond) と、反復を説明しました。

反復の部分は、LISPの特徴の一つともいえる「再帰的定義」です。素朴な再帰に引き続き「末尾再帰」についても説明しました。末尾再帰では、関数の引数に計算結果も含めて、再帰的なな呼び出しを行うことにより、通常のプログラミング言語のループと同様に扱うことが可能になるものです。

Scheme の説明はこれで一段落で、次回からは、計算機上での多項式の表現の一般論をざっと眺めた後、今回 Scheme で数式処理を実装するための、多項式の表現を検討したいと思います。

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