2011-12-12

数理科学II(第16回)

今回は、前回に引き続き、f-reducing polynomial の計算法の続きを説明しました。

この中で、ある行列の零空間 (kernel) (の基底)を計算する必要がありますが、そこで、行列の triangular idempotent form (下三角行列で、2乗すると自身に等しくなるような行列) を求めることで、零空間の計算の手がかりになります。今回はその紹介をしたところで時間がきたので、次回はそれを用いた零空間の計算から説明する予定です。

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