2017-04-17

計算機数学I (2017) 第1回: 計算機の基本構成

本年度も、数学類の専門科目「計算機数学I」を担当することになりました。この授業では、主に代数計算、特にEuclidの互除法を軸にしながら、アルゴリズムに基づいて計算を行うための数学について説明します。授業では、アルゴリズム、データの表現、計算量の議論もしながら進めていきます。

まずは、計算機の構成(しくみ)の復習ということで、実際にパソコンの蓋を開けて中を見ながら説明しました。それから、メモリの配置や計算機の「ワード」の説明を行いました。

昨年度からの授業の進め方の大きな変更点として、スライドの導入があります。基本的な説明はスライドで行います。板書をノートに写す時間が短縮されますので、余った時間で、その日の授業に関するテーマの演習問題を解いて復習するという段取りです。当面は、この方法で授業を行い、学習効果を見極めたいと思います。授業の録画はこれまで通り公開する予定です。

次回は、計算機による数値や数式の表現について説明します。

授業サポートページ: https://www.math.tsukuba.ac.jp/~terui/compmath1-2017

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