2009-05-25

数理科学II(第6回)

今日は、先週宿題にしていた、拡張Euclidの互除法の計算量について、答え合わせのような形で実際に算出しました。途中、多項式の和の計算量を合算するのを忘れていた部分があり、途中から直し直し計算を行いましたが、ミスは受講生の方に申し訳なかったと思います。

その後、多項式剰余列(PRS)計算の時に起こる係数膨張の例について、いくつかの例を挙げて説明しました。最終的には、整数のGCDを計算することなく、係数の共通因子を除くための方法として、部分終結式の理論をやります、という入口の部分まで説明しました。

次回は、終結式の導入から続けていきます。

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