2011-01-17

数学特別演習:第12回の感想から

先週1月14日は、大学入試センター試験の準備で休講になりましたので、前回1月7日の分の感想から、印象に残ったものを取り上げたいと思います。

まず、オイラー路とハミルトン路の区別から。

オイラー路とハミルトン路の違いがあいまいになっていたので、再確認できてよかった。
この点は、私も予習していて気がつき「これはやっておかないとな〜」とチェックした箇所でしたが、同様の感想を書いた人が数人いたので、復習の効果はあったのではないかと思います。発表者の人には事前予告なしにいきなり突っ込んだので、戸惑ったかもしれませんが、ちゃんと前に戻って確認し、正しく答えていました。お疲れさまでした。

次に、ケプラーのあまり知らなかった一面について。

ケプラーにも宗教的な一面が垣間見えて、正直驚いた。
(今回の授業で)一番気になったのが、天体の軌道に正多面体を組み入れたケプラーの考えです。ここには、ケプラーはぶっとんだ考えをしたというよりも、ケプラーは天体に対してすごい熱意があるなと思いました。それは、ケプラーの第三法則が出るまでどれだけかかったか、考えてもわかると思います。
ケプラーの宗教的な宇宙観は、ケプラーの法則からすると、かなり意外に思えましたが、ケプラーが生きていた時代の宗教の存在について、認識を新たにするきっかけになりました。このような時代に地動説を唱えるのがどれだけ勇気が要ることだったのか、ちょっとだけ深くわかった気がします。「すごい熱意」というのもなかなかいいとらえ方だなと思いました。

そして、お正月明けの雑感。

小学生よりも始業の早い筑波大学。筑波は東京よりも寒いですネ。
提出年月日は一度2010と書き間違えました。そんな人が多かったと思います、今日は。
たしかに、筑波は東京よりも寒いような気がします。昔、東京との行き来に高速バスをよく使いましたが、冬の夜、利根川を越えた途端に、窓ガラスが曇り始めていた気が・・・。それから、2010年と書き間違えるというのも、お正月明けは多そうですね。皆さん、もう2011年に慣れましたか!?
新年早々遅刻・・・ということにならずによかったです。いよいよ全員が当たってしまいました。また自分の担当になってしまうのが心配で、昼も寝れません。
この授業の発表者は、毎回、学生さんの名前が書かれたカードをシャッフルし、ランダムに取り出して割り当てています。このほど、ようやく、クラスの全員に発表の当番が回り、次回から、2巡目の指名ということになりました。それにしても「昼も」眠れないというのは、ヒットですねぇ。今年も頑張りましょう!

0 件のコメント: