2011-01-18

数理科学II(第20回)

今年の月曜日の授業は、なんとなんと、月のまん中を過ぎて下旬にさしかかろうという今日からです。しかも、昨日は大学入試センター試験のため、今日が火曜日のところ、曜日振替で月曜日の授業ですので、これがなければ、月曜日の授業は1月の間ほとんどなかったかもしれません。

そんなわけで、この授業も、前回からほぼ1か月ぶりです。前回「これだけ時間があるなら、ちゃんと次の講義ノートが作れるはずですよね。」と書いたのですが、どういうわけか、今日の授業の講義ノートを清書したのは昨夜でした、トホホ・・・(下書きはお正月明けに準備していたのですが。)

さて、今日から今年度の残りは、これまでとがらっと趣向を変えて、多項式演算の実装の話をします。といっても、今回の受講者は、予備知識の量もさまざまですから、なるべく基本的な部分に絞った話をします。したがって、実装のレベルはおもちゃの程度かもしれませんが、受講者の人達には、本質的な部分を提供し、あとは必要に応じて、自分達で学び進められるようなきっかけになれば、と思います。

今日のところは、計算機のしくみ(計算機の5大装置、ビット、メモリ空間、ワード)の話に引き続き、計算機上の数の表現として、整数、そして、数式処理でも使われる多倍長整数の途中まで話をしました。

次回は、これを踏まえて、この授業で使うプログラミング言語Schemeの話へと進めたいと思います。

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