2010-12-24

数学特別演習:第10回の感想から

今日も、次の授業の前に、第10回の学生さん達の感想から、興味深い(おもしろい?)と思ったものを紹介します。(文面の一部を編集しています。太字も私によるものです。)

今日の範囲はとても内容が濃く、難しかったと思う。しかし、発表者が丁寧に説明してくれたおかげで、よく理解できた。
「今回の内容が濃かった」という感想は、複数寄せられました。私も予習して感じた通りだったと思います。一方で、発表者の説明がわかりやすかった、という感想も複数ありました。たいてい、2つの感想がセットで書かれていました。今回の発表者のお二人、お疲れさまでした。

今まで、この授業に限らず、数学を学んでいて、一体これは何に使うんだろうということが数多くあった。大学に入ってから、様々な場面で論理と同様に応用先も学び始めた頃から、ようやく「スッキリ」し始めた部分がある。
数学科では、数学自体が研究の対象になる場合が多いため、なかなか応用に目が届きにくいかもしれませんが、世の中には興味深い(解きたい)問題も数多く存在し、それらに対する数学の興味深い応用もいろいろあると思うので、そうした応用問題に目を向けるのも有益だと思います。また、そうした応用問題の内容を理解する上でも「数学力」を身につけておくと、役に立つのではないかと思います。

今回の範囲は、ページ数の割に内容が難しいところで、自分が読んだ時に理解できなかった部分を、他の人の解釈から理解することができた。
こんな風に色々な観点から物事を見るのは大切なことかもしれないなぁ。 みつを
内容は最初の感想とほぼ同じですが、最後の一言に思わずニヤリ。もし、相田みつをさんがこんな額を書いたら、どんな感じになったんでしょう、見てみたい気がしました。

0 件のコメント: