2013-02-08

平成24年度 第3学期 数学類クラス連絡会

今日の夕方、学生と教員の懇談会が行われました。出席するのはたしか昨年2月の会以来だったと思います。

今回は、まず、2学期の授業評価アンケート結果の報告があり、それから福利厚生に関する学生からの要望について、討論が行われました。今回のテーマは「ペデストリアン(ペデ; キャンパスを貫いている(というか、筑波の学園都市中心部を貫いている)歩行者自転車専用道で、学内のペデは学生の主要な通学路の一つ)が雨が降ると滑りやすくて危険」と「宿舎の暖房について」でした。

「ペデが雨で滑りやすい」話題に関しては、数学類生が主にいる第一エリアについては、昨年改修工事が行われたので、以前程滑らないのではないかという指摘があった他、利用者のマナーの向上が先という意見が出されていました。

一方「宿舎の暖房について」では、具体的な要望として「暖房は期間を区切って始まるが、それ以前にも寒い日があるので、気温を基準に暖房を入れてほしい」という要望と、「暖房の運用時間が現状では午後11時までであるが、学生はそれ以降の深夜も活動する人が多いので、運用時間を延長する、もしくは遅い時間にずらしてほしい」というものでした。宿舎の暖房設備は、いわゆるセントラルヒーティングで、部屋毎に入れたり切ったりすることができないので、なかなか難しい問題ではあると思います。

さて、昨年の連絡会の際には「議論は低調」といった感想も書きましたが、今回残念だったのは、授業評価アンケートに関する学生と教員の意見交換がなかったことです。この点は、本会の最後の方で先生方からも指摘がありました。福利厚生の問題も重要である点は理解できますが、学生と教員の意見交換が行われない状況では、教員が連絡会に出席する意義を疑わざるを得ないところです。この辺、運営するクラ代会(クラス代表者会議)の論点の設定のしかたや議論の掘り下げ方に、昨年以上により一層の工夫を望みます。

あと、本学で来年度から導入される GPA (Grade Point Average) 制度も話題になりました。GPA は、学生の成績の A, B, C などを点数化して、評価対象となる授業でその平均値をとるというもので、本学では、来年度から始まる2学期制の導入をはじめとする授業運営体制の改革の一部となっています(PDF資料)。

GPA については学生の関心も高いようで、数学類長の笠原先生との質疑応答も行われました。他学類では、卒業研究の配属にあたって、GPA が高い学生から優先的に希望先に配属されるといった制度がある(学生の指摘)ようですが、数学類では、GPA を学類内でどのように使うかは、現在のところまだ決まっていないというのが答えでした。今後、GPA をどのように使っていくか、検討が行われるものと思われます。

というあたりで今回は時間になりましたが、今後も学生と教員の意見交換の場が有効に活用されることを望みたいと思います。

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