2013-02-05

計算機演習(第7回)

今日の授業では、新しいテーマとして、金融計算の基礎を取り上げました。四捨五入、単利と複利の計算や、元利均等返済などの概念を、国民年金保険料の納付などを例に説明しました。

天野先生が作られた授業テキストでは、国民年金保険料を納める際に、1年前納もしくは半年前納を行った際の割引額の根拠について、複利法で納付金の現在価値をもとに算出されることが具体的に説明されています。その他には、クレジットカードで分割払いをする際の元利均等返済の原理についても説明されています。

レポート課題では、平成25年度の国民年金保険料を前納した場合の納付金額や、住宅ローンの組み方といった課題が出ました。特に住宅ローンの計算は個人的にも興味深いテーマです。これまでのレポート課題の中では比較的難易度が高い課題だと思いますが、基本的な考え方をよく理解した上で、課題に取り組んでもらいたいと思います。

早いもので次回はこの授業の最終回です。次回はフラクタル図形の描画を取り上げます。

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